日本の古都、奈良に生まれ、幼い頃より歴史的な建造物や芸術作品に触れる機会が多かった。この頃の記憶が、現在、ファインアートを制作している自身の多大な財産となっている。1988年より東京に拠点を移し、冨士原写真事務所を設立。1994年より日本政府の在外研修員として2年間NYに滞在。その後もNYで活動を続け、2004年に帰国。日本での活動を再開する。
私のこれまでの作品は大きく4つに分類できる。
1、「イリュージョン」
「自分自身の夢の記憶」を映像化。「イリュージョン」は1988年に写真集として出版される。
2、「ヌード」
「意識と共に変幻していく肉体」を表現。
3、「聖地」
「人間にとって神とは何か。」をテーマに制作。またこの作品は、初めてコンピューターグラフィックを使用した作品でもある。1993年に写真集として出版された。
4、「Gateway to the gods」
「タロットカードから受けるインスピレーションを基に、潜在意識下にある本来の自分を探る為に作った作品」近日発表予定
現在は『子供たちに今伝えられること』をテーマに,立体と映像のコラボレーション作品を制作中。
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奈良に生まれる |
1988年 |
APA金丸重嶺賞受賞 |
1989年 |
ロンドン サロン オブ フォトグラフィ国際展入賞 |
1991〜1993年 |
電通広告賞審査員(ポスター、車内刷り部門 テレビコマーシャル部門) |
1994年〜1996年 |
文化庁在外研修員としてNYに滞在 |
2004年 |
NYより帰国 |
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主な個展 |
1968年 |
「スペキュレーション」 タカハシ フォトサロン招待展 |
1987年 |
「スペキュレーション」 コダック フォトサロン(東京) |
1988年 |
「イリュージョン」 大阪ソニータワー(大阪) |
1989年 |
「NUDES 1」 ペンタックスフォーラム(東京・大阪) |
1990年 |
「NUDES 2」 イトーキギャラリー(東京・大阪) |
1993年 |
「Sacred Places」ラ、フォーレミュージアム(東京) |
1993年 |
「Sacred Places」キリンプラザ(大阪) |
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グループ展 |
1992年 |
「三人展」奈良写真美術館(奈良) |
1994年 |
「女流写真家3人展」キリンプラザ大阪(大坂) |
1994年 |
ディトリ&デイビットギャラリー(NY) |
1995年 |
ウッドストック センターフォーフォトグラフィー(NY) |
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主な作品上映 |
1989年 |
「宇宙の中心で会おう」 琵琶湖バレイ(滋賀) |
1991年 |
「あなたがそばにいてくれてうれしい」(東京) |
1992年 |
「天使」 サム・ミュージアム常置(大阪) |
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「ボロブドゥ−ルの嵐」 東急文化村シアターコクーン(東京) |
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主な出版 |
1988年 |
「イリュージョン」アイ、ピー、シー刊 |
1993年 |
「整地」東京FM刊 |
1998年 |
「CGアーツ」京都書院刊 |
主な掲載記事 1987年〜1998年 日本国内 |
雑誌 |
プレイボーイ、ブルータス、デジタルデザイン、ハトヨ、ミノルタフォトブック、デジャブ、週刊フライデイ、週刊アサヒ、フレーム、ヴィジュアルアート、月刊クウカン、モエ、フォトテクニック、カメラマン、ニコンフォトアイ、コマーシャルフォト、文春など多数
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新聞 |
アサヒ、ヨミウリ、マイニチ など多数 |